約1000ヘクタールものサツマイモ畑が広がる行方台地。夏は青々とした芋の葉の風景が広がります。古くはでんぷんの原料として栽培されていましたが、昭和51年頃から生食用としての栽培がはじまりました。行方台地は赤土の傾斜畑。水はけの良さと窒素の少ない土壌は味の良いサツマイモが育つのに適した条件です。生食用栽培がはじまった頃は金時が主流でしたが、昭和50年代後半に味が良い上に収穫量が多く、育ちも良い紅あずま(紅こがね)の栽培がはじまったことで生産農家が飛躍的に増えました。現在では350軒以上の生産農家があり、多くが約5〜10ヘクタールの畑でサツマイモを栽培しています。1ヘクタールあたり約20トンのサツマイモが収穫されるといわれ、年間100トン以上を生産する農家もあります。現在行方では、ホクホクとした食感の紅あずま(紅こがね)、しっとりした食感とねっとりとした甘さの紅まさり、収穫時から甘みの良い紅はるか(紅優甘)など、特長の異なる品種を栽培しています。

サツマイモは冬場の品質管理が重要な作物です。収穫後32℃前後の熱処理をして収穫時の傷を塞ぎ、急速冷蔵するキュアリングを行い、約12℃で定温貯蔵することで、通年での出荷が可能となりました。国内から海外(カナダ・タイ)まで、遠方への流通も実現しました。こうした設備を生産農家が合資で建設するなど、行方の生産農家は積極的に品質や味の向上に取り組んでいます。販売方法も生産農家、出荷業者、市場の三者で検討し、それぞれが求めるサツマイモの違いを踏まえ、より求められるものが作られています。サツマイモに含まれるでんぷん含有量を調べ、最適な出荷時期を見極めることで味の安定化を図ると共に、信頼性向上のために品質変化のデータも収集しています。JAなめがたしおさい甘藷部会連絡協議会では、肥料や土壌選定、品質管理を均一に保ち、周年出荷(いつでも美味しいサツマイモを出荷)に取り組んでおり、平成29年度第56回農林水産祭で天皇杯受賞という栄誉に輝きました。行方でのサツマイモ栽培は種苗メーカーの注目を集め、新品種の試験栽培にも携わっています。
また、海外や全国各地から視察が来るなど産地としての認知度が高まり、生産農家も産地としての誇りと責任を自負しています。
行方の代表品種
- 紅あずま(紅こがね):ホクホク系の代表。熟成させるとホクホク系からねっとり系に。
- 紅まさり:柔らか食感のねっとり系。
- 紅はるか(紅優甘):優しい甘さが特徴。8月中旬から出荷されます。
ひめあやか、すずほっくり、ハロウィンスイート
行方の紫福(ふくむらさき)、パープルスイートロード など
さつまいもに特化したWebメディア開設!!
さつまいも好きに向けたさつまいも偏愛家による、さつまいも愛が甘く詰まったサイトが開設されました。その名も「さつまいも偏愛サイト さつまいもに恋したなめがたさん」。
行方市出身のモデル・女優の小貫莉奈(おぬきりな)さんが行方市のさつまいもに関連する場所を旅する記事やムービーを初め、さつまいものアレコレを掲載しています!!

サツマイモ観察日記2022
2月8日
耕運機で土を耕す
土づくりは美味しいサツマイモを作るのに大切な作業
4月20日
畝を作りマルチ貼り
5月10日・17日

サツマイモ苗植え
サツマイモの苗植え手順
(1)マルチに穴をあけ
(2)苗を穴からさします。
Point : 地面から約45度ぐらいに斜めから7~10cm差し入れます。
サツマイモの根は、節から出てくるので下から2節分(7~10cm)を土の中に。
(3)苗植え終了。大きくなぁれ♪
6月2日

イノシシ出没!!マルチ1列分剥がされ苗に被害が。
犯人の足跡がバッチリ残っています。

イノシシ対策で、慌てて畑の周りに電気柵を設置。
これで大丈夫かな。
6月29日

イノシシの被害なし。順調に育っています。
葉がこんもりとしてきました。
8月4日

ツルが伸びてきて大地が緑色に。
マルチ(畝)の間は葉でうまっています。。

サツマイモの葉はハート型。
だからサツマイモは甘いのかも・・・
8月中旬

焼き芋カー完成!!
目立ちます。この車で今年は焼き芋の旅を♬
10月12日
サツマイモ ツル刈り
ツル刈り機の登場です。
バリバリと刈っていきます。
勢いがすごく、近くにいるとツルや葉が飛んできます。土埃もすごい。









