食材が持つ健康能力について

私達が毎日食している食材・食品には、私達の健康に寄与する様々な機能を有しています。私達は食品を口から食べることでカラダを健康に保ち、日々の活動エネルギーを得ています。食材の機能性を知ることは皆様の毎日の健康意識の高揚や、食の知識を獲得することでご覧頂いた皆様がより健康になって頂けるきっかけづくりを目指しています。是非、皆様が毎日のなにげない食事にスポットライトを当てて頂ければ、食事が楽しくなることで幸せを体感すると共に、あなたの未来が変わるかも知れません。

1. 抗酸化力向上

現代生活は、様々なストレスに晒されています。また、環境も大きく変化しており、夏の猛暑や太陽の紫外線など、環境からカラダが受けるダメージも相当に大きなものです。ストレスも環境から受けるダメージも、カラダの中では同じ反応が起ります。それは、活性酸素の発生です。活性酸素とは、強力な酸化(錆)を作る元になるものです。金属と同様に私達のカラダを作る細胞は、これらの活性酸素により錆びるのです。錆びた細胞は十分な機能を発揮することが出来なくなり、過剰に細胞が錆びると病を発祥させることになります。多くの野菜にはこれら活性酸素を抑制することが出来る様々な抗酸化物質を有していることが判っています。

抗酸化能を有する化合物

  1. ビタミン類(ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE)
  2. ポリフェノール類(レスベラトロール、カフェ酸、アントシアン、他)
  3. カロテノイド類(カロテン、リコピン、アスタキサンチン、他)

2. 免疫力向上

私達のカラダは常に侵入者に気を付けていないと、侵入者により様々な病を発症させられることになります。侵入者とは、目に見えない細菌類、ウイルス、カビなどで、空気感染、接触感染、飛沫感染など、私達のカラダの中に侵入して増殖しようと企んでいます。それら侵入者から防御するために、カラダの中に自警団を組織して侵入者を退治する仕組みが免疫です。免疫を高めてカラダの防御態勢を強化するために、栄養バランスのとれた食が必要です。近年、ブロッコリーに様々な免疫強化機能を有する化合物が発見されています。一般的に私達ヒトの免疫系に寄与する食べ物は根菜類で、行方市特産のサツマイモやジャガイモ、人参に加え、蓮根を使った料理は毎日の食卓で食べて欲しい野菜の一つです。

3. 解毒力向上

毎日の食事に気をつかっていても、規則正しい食事の時間や食事の量、栄養バランスなどを整えるのは以外に難しいものです。また、加齢によりこれら条件も年々変化して行きます。さらに、外的環境要因や実際にカラダが欲するものと自己意識は案外違っていることが多く、それらの差異によってバランスを失ってしまいます。バランスを失うと毒素がカラダに溜まり、溜った毒素をカラダから出す手助けを必要とします。具体的には肝臓や小腸・大腸の状態を良くして、カラダの毒素を排泄する能力を高める必要があります。野菜や菌類にはこれらの能力を高められる機能性化合物を有しているものが沢山あります。

一例をあげると、ブロッコリーやブロッコリースプラウト、菜の花、タマネギ、トマト、キャベツなどには様々な解毒系化合物を有しています。また、納豆菌や乳酸菌、麹菌などで、作られた漬物やヨーグルトなどには解毒効果が期待出来ます。毎日の食事で確実に摂取することを習慣化されることにより、排便の正常化、肌荒れ、血行改善、倦怠感からの解放などの効果が得られると考えられます。

4. エネルギー摂取

私達日本人は、長年お米を主食として来ました。お米の良質な炭水化物(デンプン)を柱として食事が構成されています。私達ヒトは炭水化物以外にタンパク質や脂質からも活動するためのエネルギーをカラダの中で作り出すことが出来ますが、それらをエネルギーとして活用するには炭水化物からのエネルギーを必要としますので、炭水化物を100%食事の中から抜くことは出来ません。

主食と言う考え方は、日本以外の地域ではほとんどありません。世界各国の地方や料理方法などによってお米の場合も、小麦(パンや麺類)やトウモロコシ、芋類、お肉の場合もあります。私達日本人はこれまで、毎日の活動エネルギーを良質なお米の炭水化物から摂取してきました。また、植物性のタンパク質も私達の健康維持に有効な食品です。豆類は良質な不飽和脂肪酸を沢山含んでいますし、良質なエネルギー源としてご活用頂けると考えられます。

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