なめがた美味しい素材#5:鯉

鯉

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carpコイは寿命の長い淡水魚で、長生きするものはなんと300年も生き、体長1メートル以上にもなるそうです。成長とともにウロコも大きくなり、ウロコにあるシワのような年輪の数を見れば年齢がわかるようです。コイの滝上りとか、出世を表す「登竜門」という故事は、中国・黄河の源流である竜門の急流をコイだけが、上り切り竜になるということに由来しています。

“こいのぼり”や、東京浅草の報恩寺で毎年1月12日に行われる“コイのまな板開き”の行事もコイが縁起のよい魚ゆえでしょう。

コイは原魚名をシプリヌス・カーピオといい、カープという英名もこれに由来します。「鯉」という字は、ウロコに十字の紋理があるところから鯉と名付けられました。コイと発音するのは「日本書紀」に「鯉は、すなわち「恋」にして、相思のこと」とあることから鯉を恋に見立てて呼ばれたのです。

コイの原産は中央アジアといわれ、わが国でも石器時代から食用にされており、鯉料理は料理の中でも最高のものとされ、将軍家の御前料理は鯉に限られていました。鯉のあらい、鯉濃(こいこく)、中国料理の鯉の丸揚げは鯉のうま味を充分に生かしたものといえます。ところが、コイは食用魚であるばかりでなく、薬用魚として価値のあることも先人は体験してきました。

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