なめがた美味しい素材#15:チンゲンサイ

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チンゲンサイ日本国旗・Bok Choyイギリス国旗アメリカ国旗・Bok Choyフランス国旗・Pak Choiドイツ国旗・cebollinoスペイン国旗・Couve-chinaポルトガル国旗・小白菜中国国旗

α. 歴史

チンゲンサイはアブラナ科アブラナ属の中国野菜です。アブラナ科の原種は地中海沿岸が原産地とされていますが、そこから分化した植物が中国に伝わり、華中・華南地域で発達し、チンゲンサイが生まれたとされています。日本にチンゲンサイが入ってきたのは1972年の日中国交回復以降です。当時は、軸の色が青いものと白いものの2種類があり、それぞれ「青茎パクチョイ」、「白茎パクチョイ」と呼ばれていましたが、1983年に農林水産省により、軸の青いものは「チンゲンサイ(青梗菜)」、白いものは「パクチョイ」という呼び名で統一されました。その後、栽培期間が短いことから日本でも広く普及し、現在茨城県で最も多く生産されています。

β. チンゲンサイの栄養

チンゲンサイには抗酸化作用を持つビタミンCとβ-カロテンが豊富に含まれています。ビタミンCは、風邪の予防や疲労回復に効果的です。また、マウス細胞およびヒト皮膚細胞にビタミンCを12日間投与したところ、メラニンの生成が抑制されたことが研究によって明らかにされています。このことより美肌効果が期待できます。β-カロテンは体内では必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、皮膚や粘膜の健康維持を助ける重要な栄養素です。β‐カロテンは脂溶性ですので、油で調理することにより吸収効率を高めることができます。その他にも、歯や骨を丈夫にするカルシウムやナトリウムの吸収を抑え高血圧を予防するカリウムなど様々な栄養素を含んでいます。

 

γ. チンゲンサイの調理法

チンゲンサイは、鮮度が落ちると葉の色が薄くなり、黄色く変色してくるので新鮮なうちに調理することがポイントです。アクやクセが少なくやわらかいので生のままサッと炒めたり、スープにして食べるのに向いています。加熱に時間をかけると水分が抜けて食感が失われてしまうため、炒める際には強火で一気に火を通します。食べきれない場合には固めにゆでて冷凍保存しておきます。沸騰した湯に塩をいれ根元から10~15秒程度浸し、さらに葉の部分も浸して10秒くらいでひきあげ、冷水に浸します。冷えたら水気を切って、保存袋に入れ冷凍します。小分けにしておくと使う時に便利です。

 

 

 

参考文献

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19186973

 

 

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